フォル民のつぶやき

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Kozmoについて(後編)

こんにちは、ガツキです(*‘∀‘)

 

Kozmoについての紹介の後編となります。

 

ここでは普段自分が回す際に意識していることや、Kozmoと相性がいい混ぜ物テーマについて書いていこうと思ってます。

 

前編ではKozmoの各カードについてや、Kozmoと相性のいいカードについて紹介しておりますので、まだ前編を読んでいないという方はそちらと合わせてご覧いただければと思います。

 

gatsukiblog.hatenablog.com

 

 

では、後半初めて行きましょう(^O^)/

 

 

 

Kozmoを回していくにあたって


そもそもですが、Kozmoはオルフェゴールや転生炎獣、サンダードラゴンのように決まった展開ルートが存在しているわけではありません(ワンキルルートは別)。

どちらかといえば、閃刀姫、オルターガイストのように少しずつアドバンテージを取っていくほうに近いかもしれません(アドバンテージの取り方が基本大型で殴ることなんですけど、、、)。

まず初めに、序盤から中盤以降にかけての流れを簡単に説明しています

 

序盤

先攻の場合の理想としては、場にエルファイバー、手札にシミターで2妨害を構えることです。
なのでこれを目指していくことが基準となってきます。
フェルブランを使えば、効果で選ぶ3枚の中にシミターとエルファイバーを入れておくことで、3分の2の確率で妨害を作ることができます。
なので序盤はフェルブランを出す優先度が高いです。
既に闇の誘惑等で除外ゾーンに機械族Kozmoがいる場合なんかはフォルミートを使ってもいいと思います。

 

中盤以降

序盤にかけて上級Kozmoで殴っていき、ドロッセルを通せるようにしていきましょう。
また、エメラルドポリスがないと手札がなくなっていくので、2回目のフェルブランの効果の使用の際はエメラルドポリスを入れておきましょう。

以上がざっくりとした流れですが、実際に対戦していって気が付くことも多々あると思います。

次は、Kozmoお得意のワンキルルートについて紹介しておきます。

 

ワンキルルート

場にサイキック族と機械族Kozmoが1体ずつ、手札にシミターAがいる状況において、
サイキック族の効果で手札のシミターAを特殊召喚→Aの効果で機械族Kozmoを破壊→効果でデッキからドロッセルリクルート→Aとドロッセルで攻撃(4500ダメージ)→ドロッセルの効果でシミターBをサーチ→ドロッセルの効果でシミターBを特殊召喚し、効果でAを破壊→Aの効果でデッキからリクルート(大抵の場合はこのまま2体で殴れば8000削れますが、もし届かない場合はエルファイバーを出して妨害を構えます)→Bとリクルートやつで攻撃(3000ダメージ以上)

最初の2体で攻撃したときのダメージを含めると余裕で8000ダメージを超えることができます。
中盤以降はこのワンキルルートを目指していきましょう。

今のワンキルは、2体で殴っていくことから自分は2列ワンキルと勝手に呼んでいますが、ここで知っておいて損はない1列と3列のワンキルについて紹介したいと思います。

 

1列ワンキル

必要なもの:ドロッセルとグリンドルorダーク・ローズかエルファイバーか攻撃力2500以上でレベル6以上のkozmoのうち2枚
例:ドロッセルで攻撃(1500ダメージ)→効果で足りないやつをサーチ→ドロッセルの効果でグリンドルを特殊召喚し攻撃(1800ダメージ)→グリンドル効果でエルファイバーを特殊召喚し攻撃(2200ダメージ)→エルファイバー効果でシミターを特殊召喚し攻撃(3000ダメージ)

今の例ですと、与える合計ダメージは8700ダメージとなりワンキルができます。
このルートは実戦でよく使うわけではないのですが、覚えておいて損はないと思います。

 

3列ワンキル

攻撃していく手順としてはほぼ2列ワンキルと同じなのですが、こちらは3体並べて殴っていきます。
言葉のみでの説明だとやや複雑なので、画像付きで説明していきます。
まず、場と手札が以下の状況である場合(シミターは手札)、

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フェルブランの効果でシミターAを特殊召喚し、効果でドッグファイターを破壊→効果でスリップライダーをリクルート(横になってるのは除外ゾーンです)

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スリップライダー効果でエメラルドポリスを破壊→効果でシミターBをサーチ

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シミターAとスリップライダーで攻撃後、フォルミート効果でシミターBを特殊召喚→効果でスリップライダー破壊→効果でドロッセルリクルート

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シミターBとドロッセルで攻撃→ドロッセル効果でシミターCをサーチ→ドロッセル効果でシミターCを特殊召喚→効果でシミターAを破壊→効果でエルファイバーをリクルート

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以上の流れとなります。
2列ワンキルを比較すると、ドロッセルで攻撃する前におよそ4回攻撃しているため(2列ワンキルではおよそ2回)、こちらのほうがドロッセル効果を通しやすいです。

また、削り切れなかったとしても場に3体残っているのでこちらのほうが固いです。
エメラルドポリスがあるときはスリップライダーをうまく使っていきましょう。

 



対戦中に気を付けていること・細かいプレイング

ここからは実際の対戦中に気を付けていることや、この手札の時は自分はこうするみたいなことを書いていきます

 
  • フェルブランで3枚選ぶ際の墓穴ケア

フェルブランの紹介のところでも書きましたが、既に手札に持っているカードを3枚選ぶ時の候補に入れないようにしましょう。

 

  • 緊テレについて

このカードについてですが、自分は基本場に伏せないようにしています。

フェルブランと緊テレを同時に持っていた場合、フェルブランを出してエンドフェイズに効果を使用する際に相手のうららや無限泡影をもらった時に、緊テレを伏せてしまうとそのターンは緊テレが使えません。

手札に持っていれば上の状況でも、緊テレで2枚目のフェルブランを持ってきて再び効果を使用できます。

また緊テレしかもっていない場合はヴェーラーをケアするため、エンドフェイズに入ってから使います。

同じ理由で、ドロッセルを出すときは基本バトルフェイズに使います。

 

  •  手札に上級Kozmo+緊テレ+エメラルドポリス

緊テレでフェルブラン特殊召喚→フェルブランを除外し上級を特殊召喚→エメラルドポリスでフェルブラン回収→フェルブランを通常召喚

こうすると召喚権を余らせることなく2体並べることができます。

 

  • シミターについて

ここではシミターを自壊することでできる選択肢について書いていきます。

1:シミター→フォルミート

2列ワンキルに持って行ったり、2体並べることで壊獣ケアができます。

 

2:シミター→ドロッセル

相手の場が空いているときなどはドロッセルを持ってきて攻撃し、効果でシミターを持ってきて追撃するか、エメラルドポリスを持ってきてシミターを回収し次のターンの妨害を構えます。

 

3:シミター→エルファイバー

エメラルドポリスを持っている場合は自壊からのエルファイバー特殊召喚→エメラルドポリスでシミターを回収することで、2妨害を構えられます。

 

4:シミター→フェルブラン

フェルブランの効果に対してうらら、無限泡影をあてられて戦線復帰などの蘇生罠が腐ってしまいそうなときは、チェーンでシミター特殊召喚→自壊からのフェルブラン特殊召喚でもう一度効果を使います。

最近自分はあまりやらないです。

 

この自壊についてですが、先攻1ターン目に既に召喚権を使っている状態で自壊を行おうとしてリクルート効果にうららをもらってしまうと、場に何も残らなくなってしまうので、そのケアができる状態で行うようにしましょう。

 

  • 各種手札誘発について

Kozmoは比較的手札誘発が刺さりにくいテーマにはなっていますが、状況によっては立ち回りを考える必要があるので、簡単にまとめておきます。

 

1:増殖するG

基本的には1、2回の特殊召喚で動きが完結するためケアしながら動く必要はあまりないです。

フェルブランで加えたカードがシミターかスリップライダー以外である場合は、基本的にそのターン中にそのモンスターを出します(大抵の場合はここにGを投げて1ドローで終わります)。

また、ワンキルをしに行こうとした際にGをあてられたときは、つっぱはしないです。

つっぱしてもドローの中にうららとかがあると、リクルート効果にあてられて止まってしまうので基本つっぱしないです。

 

2:灰流うらら

これに関しては、今うららをもらうと場ががら空きになる、妨害がなくなるなどの状況でその行為をしなければ基本大ダメージになることは少ないです。

妨害がなくなる例:場に機械族とエルファイバー、手札にシミターがいるときにエルファイバー効果でシミターを特殊召喚し、効果で機械族Kozmo破壊からのリクルート効果に対してうららをもらうと場にシミターしか残らなくなります。

ここで最初の2体を残しておけば、エルファイバーとシミターの妨害が残ります。

 

3:エフェクト・ヴェーラー、無限泡影

Kozmoのことをあまり知らない人とかは、例えばフォルミートの固有効果の発動にチェーンしてヴェーラーや泡影をあててくる時があります。

この場合はそれにチェーンして手札から特殊召喚する効果を使用すれば、ヴェーラーや泡影は対象を失ったため無効にできなくなります。

これはスキルドレインに対しても同様のことが言えますので、ぜひ覚えておきましょう。

 

Kozmoが苦手なカードについて

Kozmoが苦手なカードについてと、自分はこういう風に対処しているというを書いていきます。

 

  • インスペクトボーダー

 自分が先攻、後攻のどちらであったとしても出されるだけでだいぶつらくなってしまうこのカード。

 

先攻でフェルブラン出してターンを渡し、相手がいきなりボーダーを出してくるとフェルブランがただの攻守0になってしまいます。

1本目は相手のデッキがわかっていないのでケアのしようがないのですが、2本目以降はメタビ系統であると判断したら、シミターが手札にある場合は先に出すようにしています。

 

一方相手の先攻で出された場合についてですが、この場合は基本緊テレかワンフォーワンを使って2パターンで突破していきます。

パターン1:

緊テレでフェルブランを特殊召喚(フェルブラン以外でも可)し、それをリリースしてアドバンス召喚

パターン2:

緊テレでフェルブランを特殊召喚→フェルブランをリンクリボーに変換→下級Kozmoを召喚→下級Kozmo効果で上級Kozmo特殊召喚

基本この2パターンで突破していきます。

 

  • 壊獣

Kozmoは基本的には下級1体を出してターンを返すことが多く、それに壊獣を投げられてしまうと場にKozmoがいなくなってしまいます。

 

相手が後攻を取ってくるデッキの場合は、シミター自壊からのフォルミート特殊召喚、効果でシミターを特殊召喚、エンドフェイズにシミターが破壊され、効果でフェルブランリクルートし下級を2体並べてケアします。

 

壊獣はお互いの場に1体づつしか出せないため、2体並べておけば大丈夫です。

緊テレを伏せておくことでもケアできます。

 

これは上2つに比べるとケアできているかと言われると怪しいのですが、やらないよりかはマシ程度で考えてください。

 

「モンスター効果の発動を無効にし、破壊する」系統のカウンター罠を下級Kozmoの手札から出す効果にあてられるのがだいぶつらいです。

ただ、この場合は下級Kozmoは除外ゾーンにいるためエメラルドポリスで可能で、次のターンにまた下級Kozmoの効果を狙うことができます。

しかし、下級Kozmoの固有効果にカウンター罠を使われてしまうと、墓地に行ってしまうためエメラルドポリスで回収ができなくなってしまいます。

 

以上をまとめると、最近の環境デッキでお得意のテーマ内のカウンター罠を用意できるテーマ(セフィラ、転生など)に対しては、フェルブランやフォルミート固有効果をあえて使わずに、手札から出す効果にあてさせることが多いです。

 

後は、上級Kozmoをアドバンス召喚して踏んでいくこともちまちまあります。

 

 

Kozmoと相性がいい混ぜ物テーマについて

自分がKozmoを使う際、ここ1年くらいは何かしらのテーマを混ぜて使っています。

 

理由としては、Kozmoだけでは対応できないモンスターへの回答を増やしたり、Kozmoの展開力を上げてくれるなどがあります。

 

以下、自分が使ってみた混ぜ物テーマについて簡単に書いていきます。

 

  • ヴァレット

2019年6月に発売されたヴァレットのデッキで新登場したこのカード、

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フリーチェーンで自分フィールドの表側カードを破壊し、デッキから別のヴァレットを持ってくることができます。
そこで破壊するカードをKozmoカードにしておくと、Kozmoの破壊されたときの効果を使いながら、ヴァレットの展開をすることができます。
 
このカードの一番優秀な点は、この効果でエメラルドポリスを破壊できるところです。
デッキからヴァレットを特殊召喚できるクイックリボルブと組み合わせれば、リボルブでトレーサー特殊召喚→効果でエメラルドポリスを破壊→効果でフェルブランをサーチし、通常召喚みたいなことができます。
 
さらに混ぜ物としてのヴァレットのいい点は、ヴァレットだけでも動けるということです。
一応トレーサー1枚からサベージを作ることも可能です(ルートは省略)。
 
このテーマの弱点と言えば、トレーサーとリボルブがデッキからの特殊召喚であるため、メインにヴァレットを何枚か採用する必要があることと、サベージなどを作りに行く際にGをもらってしまうのがしんどいなどです。
 
  • 真竜

 2019年に禁止から制限カードに帰ってきたこのカード、

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③の効果で手札か場のカードを破壊し、デッキから真竜カードを持ってくる効果です。

 

この効果の優秀な点は、手札のカードを破壊できることです。

手札のKozmoモンスターを破壊すれば、召喚権を残したまま展開をすることができます。

 

ただ、このテーマは今現在禁止カードであるマスターPがいないこともあり、ややパワー不足であり、Kozmoが苦手なテーマであるサンドラに対して特に解決策にならないため、最近自分は使ってないです。

 

  • 十二獣

2019年にまずこのカード、

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が禁止から制限カードに帰ってきて、さらに次の改訂ではこのカード

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が帰ってきました。
会局は自分フィールドの表側カードを破壊しデッキから十二獣モンスターを特殊召喚、ドランシアはフリーチェーンで表側カードを破壊することができます。
 
このテーマは、ヴァレット同様エメラルドポリスを破壊できるのが大きいです。
それと、ドランシアは相手への妨害として使う場面が多く、十二獣モンスターの上に重ねるだけで出せるため、Gをもらったとしても簡単に妨害を用意することができます。
また、素材になるヴァイパーの効果でほとんどのモンスターを処理できることも大きいです。
 
メインデッキにはヴァイパー3枚と会局1枚、後はエクストラに十二獣を入れておけばいいだけなので、メインを圧迫せずに採用できるため、自分としては混ぜ物としては1番おすすめです。
 
ただ会局がないと召喚権が被ってしまうため、ワンフォーワンをフルで採用するなどしていきましょう。
 
  • ネメシス

2020に発売されたパックで登場した新テーマです。

 

実際テーマで採用しているのはこのカード

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コリドーだけです。
このカードは、除外されているカードをデッキに戻すことで手札から特殊召喚することができます。
②の効果は使いません。
 
この①の効果は手札で発動する効果であり、コリドーが雷族であるため超雷を出すことができます。

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Kozmoが除外ゾーンを使っていくテーマであるため、コリドーと相性がいいです。
また、コリドーは召喚権を使わないためその点でもなかなかいいです。
メインにコリドー、エクストラに超雷を採用しておけばいいのであまり圧迫しないです。
 
ただ、当然除外ゾーンにカードがなければ腐るのと、フェルブランがエンドフェイズに効果を使い、その後除外などをするので使えない場面が多々あります。
黄金櫃や抹殺の指名者のなどを採用していれば多少解消されると思います。
 
 

おわりに

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございましたm(__)m

 

読んでくださった方の少しでも参考になれば幸いです。

 

次回からは混ぜ物Kozmoについて、テーマ別により詳細に紹介していきたいと思いますのでそちらのほうもよろしくお願いします(*´ω`)

 

それでは~('ω')ノ