こんにちは、ガツキです('ω')
今回初めてラッシュデュエルのデッキ紹介をさせて頂きます。
デッキはギャラクシーパラレルオーダーというもので、パラレルオーダー系統のものです。
(/・ω・)/「最近大会で見るけどどんなデッキ?」
であったり、
(>_<)「使ってみたい、あるいは使ってるけどより理解を深めたい!」
という人に向けて少しでもお手伝い出来たらなと思います('ω')
それではデッキ紹介やっていきましょー(*^^)v
作成経緯
まず初めにこのデッキ作成までの経緯について簡単にお話します。
「興味ないぜ!すでに知ってるぜ!」という方はここは飛ばしてください。
パラレルオーダーというデッキ自体は1月のときから存在しており、潜入開始やパラレルバースゲートによってレベル7バニラを1ターンで複数体展開する内容でした。
これら2枚のカードを引いた時の展開力はすさまじいのですが、安定性に欠ける、守備表示で並べられるとライフが取れないなどと、初期のパラレルオーダーはいくつかの弱点を抱えていました。
それから4月になりラッシュデュエルは新シリーズに突入し、新しくギャラクシー族の追加、新パック、新ストラクチャーデッキが販売されました。
収録カードを眺めていたところ、古のルールが収録されることを知り、「これパラレルオーダー強くないか?」と思い構築を考え始め、さらに新パック、ストラクチャーデッキにも強力なカードが多く、これらもいろいろ組み合わせて大会に持って行ったところまさかの優勝することができ、その後も知り合いがこのデッキで複数回優勝しており、大会で十分に戦えることが分かりました。
だいたいこんな感じの流れのもと作成したのですが、ぶっちゃけ知り合いにまあまあ値段のするパラレルバースゲートを譲っていただいたのが一番大きいです。
めちゃくちゃ感謝してます、ありがとうございますm(_ _)m
ギャラクシーパラレルオーダーってどんなデッキ?
さて、前置きが長くなりましたがここからこのデッキの内容について話していきます。
このデッキは従来のパラレルオーダーの展開力に加え、安定感、対応力が上がったものとなっています。
さっそくレシピを見ていきましょう(*^^)v
デッキレシピ
このレシピは大会で優勝した時のものと全く同じになります。
優勝うぇーい https://t.co/9jPgDf5zKN
— ガツキ (@1f076128b317472) 2022年5月1日
モンスターはレベル7バニラ12枚、後は魔法カードのみの構成です。また自分がデッキを作る際のポリシーとしてレジェンド以外カードは基本的に3枚ずつ採用しています。
それでは1枚ずつ内容を見ていきましょう(*^^)v
攻守ともに2500ある最強バニラモンスター。
守備力も2500あるため、リベレイションケアなどの耐久度が上がりました。
先攻1ターン目やミラー戦では守備表示で出すことがちょくちょくあります。
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ミルキーウェーブ・ネオ
ギャラクシー族 レベル7 攻撃力2500バニラです。
以上です。
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コスモ・タイタン
レベル7 ギャラクシー族バニラです。
こちらは打点が2300のため、相手の2400、2500打点を処理するために潜入開始などの介護が必要になります。
ただ、最近ビックリードドラゴンが流行ってきており、場の打点を散らすことができる点においては優秀です。
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最強戦旗タフストライカー
レベル7 2500打点のバニラです。
ここの枠はメェ~グちゃんでも大丈夫です。もし種族メタがとんでくるようになったら換えましょう。
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潜入開始
このデッキの根幹どころか今やほぼすべてのデッキに採用されているラッシュデュエルの代名詞的存在です。
特にこのデッキならではの使い方はないです。
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パラレルバース・ゲート
デッキトップを墓地に送り、その時に手札が0枚の場合さらに墓地からバニラを2体蘇生できます。
後半の効果は任意のため、墓地にバニラがいなくても発動可能となっています。
このデッキは魔法カードの割合が多いため初手が魔法まみれになっていることがまあまああるのですが、このカードを使って手札づまりを解消しながらバニラを探しに行けます。
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古のルール
パラレルオーダーの安定感を上げてくれたカードです。
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魔法石の採掘
手札2枚をコストに墓地の好きな魔法カードを拾ってこれます。
これで魔法のレジェンドカードを使いまわしたり、潜入開始やパラレルバースゲートなような展開札を拾って数ターンに渡り安定して展開できます。
OCGだとコストが非常に重いのですが、ラッシュデュエルでは手札を減らすことが非常に重要であるためこのカードは相性が良く、特にパラレルバースゲートとの相性は抜群です。
拾ってくるカードは盤面によって変わるのですが、展開札である潜入開始やパラレルバースゲートを拾ってくることが多いです。
※このカードは効果処理時に墓地に存在する魔法カードのを回収するのでコストで落とした魔法を回収できます。また、墓地に魔法カードが存在しない場合はコストで魔法を捨てれるとしても発動できません。
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七宝船
こちらも潜入開始とならびほぼ全てのデッキに採用されているカードです。
レベル7を捨てた場合追加でドローできますが、これは任意となっておりこのデッキではあえて追加のドローを起こなわない場合があります(後述)。
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天の加護
手札のモンスターを任意の数墓地へ送り、合計が10以上だった場合に2枚ドローできます。
このデッキではレベル7のモンスターしか採用していないため、モンスターを2枚以上捨てると2ドローという認識になります。
このデッキではドローよりも手札のモンスターを捨てることが重要な場面が多いため、手札にバニラが1枚しかないときでも発動したり、2枚以上捨てた場合でもドローしないことがあります。
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ゴースト・サイクロン
自分の場にモンスターが存在しないときに発動でき、相手の魔法罠を割りつつ自分の墓地のモンスターが3体以下の場合追加でドローできます。
このカードのおかげで後手からでも相手とのアドバンテージ差を縮めやすくなりました。
またこのデッキはメインのモンスターが少ない=墓地にモンスターがたまりづらくなっているため、数ターンに渡って追加のドローを狙いやすくなっており相性がいいです。
先攻で引いた場合は腐ることがあったりするのですが、最近は全体的にデッキのパワーが上がっておりこちらのモンスターが全て倒されてターンが帰ってくることが多いのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
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ハンマークラッシュ
バック干渉札その2。
これとゴーストサイクロンにより相手のバックを焼き尽くします。
手札を捨てられるため、ユニヴァーストームよりもこちらを優先しています。
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メテオ・チャージ
このデッキのコンセプトカードで、バニラでギャラクシー族を多く採用しているのはこのためです。
このカードのおかげで従来のパラレルオーダーの弱点であった守備表示で3体並べらるとライフが取れない問題を解消できるようになりました。
自分の場にバニラが2体以上並んでいる場合、1体に貫通付与した後、相手の守備モンスターを攻撃表示にすることで一気に大幅なライフカットができます。
またそれ以外の使い方としては、2500打点同士の相打ちを避けるために相手の2500打点を守備表示にして上から攻撃できるようにしたり、守備表示になっているオブリビオンやヤメル―ラを攻撃表示にして相打ちを取りに行ったりと幅広く使えます。
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死者への手向け
このデッキのレジェンド枠です。
パラレルオーダーが苦手なマキシマムやヤメテラスを処理出来たり、4枚目のメテオチャージとしてライフカットに貢献してくれます。
他のレジェンドの不採用理由について説明すると、まず強欲な壺と天使の施しは初動の安定感向上にはいいのですが、中盤以降のある程度回った状態だと大体のカードを引けているため採掘での回収可能な状況となっており、追加でドローしなくても大丈夫な場合が多いです。
次に死者蘇生ですが、初動にならないのに加えて自分のモンスターを釣り上げてもあまりうまみがなく、強さが相手依存になるため不採用です。
最後にミラーフォースですが、罠であるため採掘で使いまわせないのに加え、潜入開始が頻繁に飛んでくるためこのカード1枚で盤面をひっくり返すのは難しくなっています。さらに初手で事故った時の解消札にならず、手向けだった場合は手札を減らせるので次のターンに多くドローすることができます。
以上が各カードの採用理由です。
このデッキの強み
改めてこのデッキの強みを言うと、従来のパラレルオーダーと比べ
1.メテオチャージによるライフカットスピードの向上
2.バック干渉6枚による罠への耐性
3.手向けによるマキシマムやヤメテラスへの対処が可能
となっており、安定感と対応力が格段に上がっています。
他の採用候補
- 幻刃破竜ドレイクラッシュ
2400打点なのでビックリードドラゴンをケアすることができます。
ただ、コスモタイタンと同様介護しないと相手の2500打点を処理できないので環境によって換えるのが良いと思います。
- サイコな埋葬
手札が魔法まみれの場合にさらにバニラを探しに行けます。
初期案では天の加護ではなくこちらを採用していたのですが、バニラにアクセスできる確率が数%しか変わらなかったことに加え、バニラを多く引いてしまった時の解消札にならなかったため不採用にしました。
しかしパラレルバースゲート同様能動的に使えるカードなのでデッキの枠が余っていたら入れたいカードです。
- 手札活殺
自分の場にモンスターがいなくても手札を全て捨てることができるため、魔法まみれやバニラまみれの事故手札を解消できます。
これも枠があったら入れたいカードです。
- ヴァキュア・アナイアレイション
ギャラクシー族を多く採用しているためこのカードの発動機会は多いです。
ミラーフォースと同様の理由で採用していませんが、1枚だけ採用してコストなどで相手にチラ見せすることでその後警戒させることができます。
バニラの枚数について
よくある質問として、^^;「モンスター12枚しかないけど動けるんですか?」というのがありますがそれについて話していきます。
このデッキが動くためにはまずバニラを引く必要があります(ほんとは潜入開始などの展開札も必要ですがここでは省略します)。
そこでバニラが1枚以上引ける確率がどれだけあるのかというと、メインデッキ40枚で初手5枚引いた場合約85%あります。
なので15%は魔法まみれなのですが、そこから3枚伏せて次のターン3枚引いた場合バニラを引く確率は約96%あり、2ターンあればバニラが引けて動くことができるという認識になります。
また、初手でバニラを3枚上引く確率は15%ありこれもまあまあ起こる事象です。
なのでバニラの増減に関してはこれらの確率をみながら調整していきましょう。
対戦中に意識すること
ここからは対戦中に意識することについて話していきます。
実際は対戦中に何を引いたか、相手の盤面によって動きが決まることが多いのですが一応全体を通して気を付けることがあります。それはドローが任意のカードたちです。
具体的には七宝船とゴーストサイクロンの追加の1ドローと天の加護で2枚以上捨てたときの2ドローです。
このデッキでは追加のドローによってバニラを引いてしまうとまずい状況がいくつかあり、特にパラレルバースゲートは手札を0枚にする必要があるのでバニラを引いてそれが捌けなかったりすると最悪負けに直結したりします。
なので追加ドローする場合はバニラを引いても大丈夫な手札(採掘を持っているなど)のときにするようにしましょう。
次に実際こんなときどうする?となる場合について考えてみます。
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パターン1
よくある初手が魔法まみれの場合です(1番左はゴーストサイクロン)。
先攻1ターン目ではここから3枚伏せてターンを返すのですが、そのときに必ず伏せなければならないカードがあります。
それは潜入開始で、他のカードを伏せた場合相手がこちらの伏せを破壊してくるorカードを伏せることをしてこないと返しのターンで伏せを開くことが出来なくなってしまいます。
このように伏せるカードは次のターンのことを考えて伏せるようにしましょう。
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パターン2
次はこの手札です。
古のルールでモンスターを出せるのと、天の加護で2枚捨てて2ドローができます。
この場合自分は古のルールで1体出して、もう1体は加護で捨てます。
理由としては、2ドローでバニラが引きなかった場合古のルールが使えなくなってしまうからです。
もちろん潜入開始やパラレルバースゲートを引かないと負ける場合は別ですが、それ以外ではまず手札で展開ができるかどうか、手札を0枚にすることができるかを考えましょう。
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パターン3
最後はこの手札です。
パターン2と比べバニラを1枚多く引いています。
ここでは加護で2枚切るか3枚切るかで異なるのですが、自分はパターン2と同様に古のルールで1体出して残り2枚捨ててドローします。
他にも分岐がある手札、盤面はあるのですが、それは是非自分で回して考えてみてください('ω')
このデッキへの対策カード
対戦中に使われるとキツいカードを紹介します。
- ビックリード・ドラゴン
相手モンスターの攻撃力を下げることができ、同じ攻撃力のモンスターが複数いた場合はそれら全ての打点を下げることができます。
このデッキは2500打点を複数体並べることが多いため、ビックリードの効果によって打点を全て0にされてからの攻撃で全処理+大ダメージを食らうことになります。
なので、ビックリードが見えているor飛んできそうなデッキにはコスモタイタンを優先したり、2400打点を採用して盤面の攻撃力を散らすようにしましょう。
- JAM:Pセット!
序盤などでこちらがモンスター1体しか場に出せていないときに、これを使われて場と墓地のバニラ全てをデッキに戻されてしまうと次のドローでバニラを引けないと動くことができなくなります。
またこちらが魔法カードを何枚か消費しているので、ドローでバニラを複数枚引いてしまう確率も上がります。
というように、序盤で使われるとキツかったりするのですが、既にこちらが3体場に並べているときでは、そこから1枚バウンスされたところで残り2枚が次のターンのリソースになるため打たれる状況次第ではキツいという感じになります。
おわりに
以上でギャラクシーパラレルオーダーのデッキ紹介は終わりになります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
今後も機会があればラッシュデュエルの記事を書きたいと思います('ω')
それでは~(/・ω・)/